芦屋交響楽団でチャイコフスキーの4番

 台風20号のさなかバスで池袋に行き、芦屋交響楽団の創立40周年記念東京演奏会を聴いた。

http://we-love-music.ashikyo.info/

 この演奏会を知ったのは、夏に軽井沢に行った際、贔屓にしている「榊」という神戸出身のお好み焼き屋さん(http://www12.plala.or.jp/SAKAKI/ )に置いてあったチラシ。芥川也寸志も指揮した歴史がある楽団だし、チャイコの4番ということで行ってみたのだが、松尾さんがグイグイとオケを引っ張り、ピアニッシモからフォルテへの音の強弱も見事。

 広い東京芸術劇場の3階天井桟敷はまばらだが、1階、2階はほぼ満員。この楽団、研究機関を持っており、各種の統計資料が載っていた。団員の言語も調査し、標準語11名、純粋な関西弁73名、純粋な山口弁1名とのこと。

 団員名簿には職業欄があり、松下電器や住友系の人が数名。学生や音楽講師も多い。大阪のザ・シンフォニーホール(http://www.asahi.co.jp/symphony/ )で定期演奏会を開催されている。

 写真は終了後ロビーにあった張り紙。関西人の優しさを感じた。