都民芸術フェスティバル

 夕方から池袋の東京芸術劇場へ。高所恐怖症の人は音楽を聴くなと言いたげな、長いエスカレーターを昇って大ホールへ。

 都民芸術フェスティバルのオーケストラの第1回目

http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/tominfes/03.html

オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

ドヴォルザーク交響曲第8番 ト長調 作品88

 と、初日に相応しい、クラシックの王道のような選曲。

 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、中学時代2枚目に買ったLPレコード。ジャケットは異なるが、演奏はこれ。因みに1枚目はミュンシュの運命と未完成。

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

 泣かせてくれる曲である。1F K-6という下手の席だったので、神尾真由子さんのヴァイオリンが真正面に見える。

 都民芸術フェスティバルは今年で39回目。美濃部さんが始めたイベントだが、もらったパンフレットには、同じ文化人でも立場を異にする石原さんと日本演奏家連盟(http://www.jfm.or.jp/)の伊藤京子理事長が並んでいた。

 東京に出てきたのが1972年なので35年ほどお世話になっている。当時500円くらいだったチケットは、現在3800円。でも1999席の大ホールはほぼ満員だった。