Xbox360とIBMシステム360

 マイクロソフトが起死回生のXboxを発表した。その名もXbox360。我々の世代は、IBMシステム360(サンロクマル)を彷彿してしまう。今から41年前の1964年4月、360度どんな用途にも使える「汎用」コンピュータとして華々しく登場し、タイプライター会社IBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)を、一躍コンピュータ会社の雄にした伝説のマシンである。

 Xbox360の概要や仕様は、以下に詳しく紹介されている。

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050513/xbox2.htm

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050513/xbox3.htm

http://www.xbox.com/ja-jp/

 http://bizpal.jp/eijyo/20050307の通り、PowerPCを採用し、CPUが大幅に高速化された以外、新規性に乏しい。ボディーの色やサイズも、これが当然。昔しの筐体はひどすぎた。

  

 「360」は1年360日、遊べます。残りの5日間は南海の孤島へどうぞ・・・というネーミングなのであろうか。

 もし、IBMシステム360を意識しているのであれば、ホームサーバとして現在のスペックの20倍の400GBのハードディスクを搭載し、テレビとインターネットとパソコンの機能を包含。更に家電製品をも制御する全知全能のマシンに育って欲しいものである。