WindowsNT漢字処理技術協議会

 http://bizpal.jp/eijyo/20050728に「Unicodeは普及途上」と書いたが、1995年から2000年にかけて、Unicodeの普及啓蒙や外字処理の標準化を目的として、略称「XKP」(eXtended Kanji Processing)、正式名称「Windows NT漢字処理技術協議会」http://www.xkp.or.jpという団体をマイクロソフト社、コンピュータ・メーカ、SIer、フォント・ベンダーの皆さんと一緒に立ち上げた。

 当時は、メインフレームオフコンで、JEF(富士通)、JIPS(NEC)、KEIS(日立)、IBM拡張などメーカ各社の異なる外字体系が存在していた。そこに華々しくクライアント・サーバ型のWindows NTが登場し、Unicodeが使える環境だったので、メーカの方々と相談しながら、川俣さんを中心に外字を拡張するための仕様を策定し、スペックのみならず、処理系も開発した。

  

 並行して、Unicodeや標準的な外字処理を普及啓蒙するパンフレットを、これも川俣さんを中心に作成してもらった。パソコンとは?、フォントとは? から始まる平易な解説書で、PDF版を以下で公開している。是非、活用していただきたい。

http://www.xkp.or.jp/xkp2.pdf