モリサワ・パスポート

 文字フォントの専業メーカーで、昨日ご紹介したXKPにも参加されていたモリサワさんから、「モリサワ・パスポート」という案内をいただいた。

http://www.morisawa-passport.jp/

 年間52,500円ですべてのフォントが使える。まさに「所有から利用へ」(http://bizpal.jp/eijyo/20050602)のサービスである。

 この価格は、1年間の1パソコンでの利用料で、プロのDTPオペレーターやデザイナーなら、安いと思う。213書体が使え、その中には毎日新聞の明朝、ゴシックや大日本印刷の秀英(http://www.dnp.co.jp/shueitai/)も含まれる。

 モリサワのフォント一覧は以下で見ることができる。

http://www.morisawa.co.jp/font/lib/index.html

  

 20年ほど前、Adobe PostScriptセミナーで、PostScriptに標準搭載されるフォントをモリサワのゴシックと龍明(リュウメイ)と呼び、参加者から「リュウミン」と訂正された。明朝体のミンなので初歩的なミス。書体というものを知ったのも、20年前である。

 Adobeと提携したモリサワのオープン思想や先進性は今でも健在である。