猫はこたつで

 今日から仕事。9:00から19:00まで、年賀状や住所録の整理。

 正月休み、何本か借りてきた映画を見た。ハリウッドの有名作品ではないものを、表紙と解説だけ見て借りたりするので、期待はずれの作品もあったが、以下は良かった。

 ドイツ映画で、戦時中、ナチの迫害を逃れてアフリカで生活するユダヤ人家族を描いたもの。アフリカの自然が厳しく、美しい。

 2002年の中国作品だが、40年前の日本のように「炭団(たどん)」、「毛糸のセーターの編みなおし」、「水たまり」など懐かしい。お父さんが「真綿」を持って北京に出て来て、あげる相手もなく持ち帰る様は、大量生産、大量消費の都会を象徴している。

 道路や路地の水たまりなんて、東京からは消えうせてしまった。元旦、NHK新シルクロード」のプロローグで、カシュガルの綿の打ち直し屋さんが登場したが、こんな商売も都会からは姿を消しつつある。それにしてもこのカシュガルの布団、寝心地が良さそうだった。

 音楽映画なので、バイオリンの名曲がたくさん聞ける。

  

 年末年始、雪も降ったし、犬ほどの元気もないので、丸くなって過ごした。