北京の巨大書店は座り読み

 王府井の入口にある王府井書店と、西単の入口にある北京図書大厦(http://www.bjbb.com/)に行った。共に4、5階建てのビル全体が書店で、床面積は北京図書大厦が王府井書店の倍はある。

 北京図書大厦について詳しく紹介する。

 地階: 英文学など 英語の書籍

 1階: 新刊本、特集コーナー、人文社会系

 2階: 文学作品、児童書、貴重本(鍵付き書棚)

 3階: CD、DVD、教科書、参考書理工学書

 4階: 雑誌、医学書、読書ベンチコーナー(清華大学提供)

 驚いたのは、立ち読みする人の多さ。1階など、大理石の冷たい床に座り込んで、みな熱心に本を読んでいる【写真】。つまり「座り読み」である。TOEICや司法試験の問題集など、その場で、ノートに回答をボールペンで書き込み、正に勉強の真っ最中の人もいた。

 なので、本はボロボロ。雑誌も上の方の数冊は商品ではなくなっており、下から綺麗な本を探すしかない。

 雑誌は一般的には、アメリカと同じように市内のマガジンスタンドに置いてある。サングラスやビニールバッグなどのおまけ付も多い。「IT時代週刊」(http://www.ittime.com.cn/)という、私が知りたいことが全部書いてありそうな雑誌を見つけたので、10元(135円)で購入。誰かに読んでもらおう。