ケータイ読書

 12月1日の朝日新聞朝刊、総合文化欄に「ケータイ」読書と題して、携帯電話を使った小説系の読書が紹介されていた。以下の通り、表にURLや価格を追記した。02.01はサービス開始年月。次がユーザ数。

  

・新潮ケータイ文庫(新潮社) 02.01 35,000人 210円/月

 http://www.shinchosha.co.jp/keitaibunko/

 書下ろし作品に重点を置き、新しい「文芸誌」

・スペースタウン(シャープ)  03.06  非公開 315円/月

 http://www.spacetown.ne.jp/prod/imode/books.html

 「蹴りたい背中」703円で1万冊

・文庫読み放題(角川)     03.08  非公開 315円/月

 http://www.kadokawa.co.jp/sp/200308-06/

・どこでも読書(Music.co.jp)  04.02 20,000人 315円/月

 http://pdabook.jp/pdabook/mobile/

 04.11「プラトニック・セックス」1万ダウンロード

・theどくしょ(集英社)      04.07  2,200人 210円/月

 http://www.shueisha.co.jp/special/thedokusho/

 

 読者層は10~20代の女性 アクセスが多い時間帯は22:00~25:00。課金も簡単。

 今年、伸びた理由は、第三世代携帯による通信の高速化とKDDIパケット定額制。それまでは1冊のダウンロード費用は数百円。とある。

 2ヶ月ほど前、電子出版系の討論会で、「電子辞書もPDAも携帯電話に集約される」と発言したが、携帯電話会社は「PCも携帯電話に集約させたい!」と考えているようだ。

 常時ネットに繋がっているという強みが、画面が小さいという弱みを凌駕し、携帯電話を使った読書は更にユーザ数を伸ばすものと思われる。友人のsarumaruさんは、「読書専用携帯電話」を持っているが、そのような先端読書人もゾクゾクと・・・