生姜と葱の本

 昨年末、ソ先生と妻が、「生姜と葱の本」を出版した。

 同級生や会社の仲間、取引先に買ってもらったり、プレゼントしたりで、著者割引で600冊以上買ったが、おかげさまで、1年で6刷、14,000冊を作ることができた。出版社の方の話では、かなり良い数字のようだ。

 売れた理由は、料理研究家ではなく、西洋医学と東洋医学を修得した医師の「元気な体にしよう」という考えが貫かれており、とても個性的な料理本となったからである。そのユニークさを毎日新聞やクロワッサンが紹介してくれたので、一気に売れたようだ。出版社も地道な本作りと販売で知られる農文協(農山漁村文化協会)なので、コンスタントに売れている。

 葱の美味しい冬になって、自宅にも、3冊、10冊と注文が入るようになった。クリスマス・プレゼントにされる方もいるようだ。

  

【2004.12.29追記】

 1月7日発売のマガジンハウス クロワッサンMook「漢方・ツボ・薬膳」p138-139の2頁で、料理5品が紹介されています。