ミルクティーをもう一杯

 IZKさんも紅茶好きということで、http://bizpal.jp/eijyo/20051106の続編です。

 いちばん美味しかった紅茶は、2002年2月11日、ロンドンの出版社、マクミラン(http://www.macmillan.com/)でいただいたミルクティー。ミルクがたっぷり入り、深い味だった。3時間ほどの交渉中、3、4回おかわりさせていただいた。

  

 ニューグローブ世界音楽大辞典(http://www.grovemusic.jp/)のオンライン版の版権交渉で、イギリスに行き、事前に電子メールで交渉をしていたので、半日でトントン拍子に商談がまとまった。

 マクミランのオフィスは、運河沿いの大きな赤レンガの倉庫の中を現代美術館風の斬新な内装【写真】に模様替えしたもので、イアン・ジェイコブスさんというオンライン部門の責任者の方との交渉であった。ロスさんという秘書の方に、何回も紅茶を入れていただいた。ロンドン、倉庫、マクミランという雰囲気に飲まれてはいたが、美味しくミルクティーを飲んだ。

  

 交渉が上手くまとまったので、なおさら、紅茶の味が忘れられない。2年後、高収益をあげていたオンライン部門は、成功したが故に、OUP(オックスフォード大学出版部http://www.oup.co.uk/)に売却され、ジェイコブスさんも他の出版社に移られた。