日本の職人が磨くiPod

 4月7日の新聞に「世界が詰ったiPod日中韓の部品駆使」という記事があった。2001年11月以来の販売台数は1000万台を超え、iTuneミュージック・ストアからのダウンロードも3億曲を超えたとのこと。

 ハードディスクは東芝や日立製、バッテリーは中国企業フラッシュメモリーは韓国企業、MP3デコーダーは米国製。組み立ては中国中西部の工場と紹介されていた。

 今月号のANA機内誌「翼の王国」、イラストレータ小林泰彦さんの「何でも光らせるぞ!磨き屋シンジケート・小林研業」という紀行文に、追加情報が載っていた。

 iPodのボディーをピカピカに磨いているのは新潟県燕市の業者とのこと。確かにラッキーウッド(http://www.luckywood.jp/)のスプーンはピカピカに光っているが、それと同じ技術がiPodにも使われている。今年2月にWBSでも紹介されたようで、ブログにもたくさん載っている。

 この企業連合(http://www.migaki.com/)ネーミングも面白いし、日本の職人芸を世界のiPodユーザが使ってくれるのも心地よい。

 それにしても、Appleのデザイナー、ジョナサン・アイブ(http://www.axisinc.co.jp/spm_f/imac-src.html)は、こだわりのシンプルデザイン、シンプル操作で、電化製品のデザインに大きな影響を与えている。

  

 この金属のボディーとプラスチックの操作面、時計のこじ開け(http://www.rakuten.co.jp/watch-me/491002/491008/)で開きそうだが、こじ開けはたくさん持っているものの、開ける勇気が持てなくて、実行していない。