インターネット図書館

 書籍や音楽CDを借りるために、時々、文京区の図書館を利用している。自転車で10分以内の距離に、真砂(まさご)、千石(せんごく)、鴎外(おうがい)という3館があり、1年前までは、音楽CDを捜しまわってちょっとしたサイクリングをしていた。坂の多い文京区で、鴎外図書館は尾根づたいに行けるので、利用頻度が高い。ここの正式名称は鴎外記念本郷図書館(観潮楼跡、右の写真)。鴎外のデスマスクや遺品が展示してある。

  

 昨年5月、文京区立図書館(http://www.lib.city.bunkyo.lg.jp/)のホームページが開設され、資料のインターネット検索と予約が可能になった。

 中央省庁のいかにも金をかけた(しかし、とても使いにくく、応答も遅い)ホームページとは異なり、安い開発費で、「とりあえず使えます」程度のページだが、重宝している。

 タイトル欄に書名や曲名、人名欄に著者や作曲家を入れると、サクサク、ヒットして一覧が表示される。視聴覚教材は、CDとレコードが混在しているので、間違えて、RDを予約すると大きな荷物を持ち帰ることになる。利用は、文京区民以外にも開放されている。

  

 学生時代、日比谷図書館でレコードを借りていたが、初回、身分証明書と「針」を持参しなければならなかった。針を司書さんが、顕微鏡でチェックするのである。何の針かって?レコードの針ですよ。レコードの!