紅色新聞兵と吉本神保町花月

 ソ先生と妻が御茶ノ水YWCAで料理教室を開くので、荷物運びの手伝い。教室が終わるまでの2時間、神保町をブラブラ。

 三省堂書店の1階は漫画家のサイン会で黒山の人だかり。4Fで美術の本を見ていたら、ファイドン(

http://www.phaidon.com/)文化大革命の写真集が見たくなった。

 5年ほど前、フランクフルト・ブックフェアで見て感動した本で、一昨日、東京国際ブックフェアのJEPA電子出版大賞の授与会場の隣がファイドン・ジャパンのブースだったが、陳列されていなかった。しかし、日本語版が出版されていることが判明。三省堂書店には残念ながら在庫なし。

 東方書店(http://www.toho-shoten.co.jp/)ならあるかな?と覗いたら、置いてあった。

紅色新聞兵

紅色新聞兵

 文革の貴重な資料である。数ページだがJEPAでジャンル賞を受賞した「Amazonなか見検索」ができるので、表紙をクリックして眺めていただきたい。

 すずらん通りを歩いていたら、横町でお祭り騒ぎ。吉本興業の「神保町花月」のオープン初日で、芸人の卵たちがビラ配りや大道芸を披露している。映画館と劇場があり夕方からの興行のようだ。

http://www.fandango.co.jp/jimbocho/

 30数年前、毎月1回、神保町をブラブラした後、竹橋の近代美術館に通っていた。

 古書店の数は減ったが、紅色新聞兵と花月が共存する活気は当時と変わっていない。