つくし、扇里、さん弥、佐助

 鈴本の早朝寄席川柳(かわやなぎ)つくし「権助魚」、入船亭扇里「ぞろぞろ」、柳家さん弥「壺算」、五街道佐助「夢金」で楽しんだ。

 つくし【写真】の古典ははじめて聴いたが、おかみさんの表現が上手い。佐助は相変わらず、表情が豊かで、人情話をそつなく演じている。

 彼には固定ファンがいて、100名近い入り。1年前は39名だったとのことだが、タイガー&ドラゴン効果(http://bizpal.jp/eijyo/20050520)と林家正蔵効果(http://bizpal.jp/eijyo/20050313)も加わり、最近、寄席が盛況である。新宿末広亭(http://suehirotei.com/)の土曜日21:30からの深夜寄席も大入りとのこと。

  

 落語協会では、この春5人の真打ちが誕生する。柳家獅堂(風太郎)、柳家左龍(小太郎)、柳家甚語楼(さん光)、林家久蔵柳家三三で、小太郎、久蔵、三三は黒門亭や鈴本早朝寄席の常連だったので、寂しい。

 昨年9月には三遊亭丈二(小田原丈)、三遊亭金也(金太)、橘家圓二郎(亀蔵)、桃月庵白酒(五街道喜助)、林家すい平の5人が真打ちに昇進した。1年で10人は多すぎる。