JPRSの日本語ドメイン名

 今週のR25(No.74)裏表紙をJPRS(日本レジストリー・サービス、http://jprs.jp/)が購入している。この表4広告、以下のようなメジャー企業が採用しているが、JPRSの知名度はゼロに近い。

・No.59 FF  http://www.square-enix.com/jp/title/finalfantasy/

・No.63 au G'zOne  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/gzone/

・No.69 NISSAN WINGROAD  http://www.nissan.co.jp/WINGROAD/

・No.72 Xbox360  http://www.xbox.com/ja-JP/

  

 JPRSは、日本のドメイン名の総元締めで、.co.jp、.ne.jp、.or.jp、.ac.jp、.jpなどの管理運用を行っている。毎年7000円の利用料が、日本のバックボーンの維持管理料などで使われている。

 R25の広告は、日本語URLの宣伝だが、プラグインが必要なサービスを大々的に宣伝するのも如何なものかと思う。

 この日本語ドメイン名で私は2回失敗している。最初は2001年12月の日本語.com騒動。Network Solutions(http://bizpal.jp/eijyo/20050127)が受付を開始したので、電子書籍、辞書、外字など17件を取得したが、数年たっても広まる気配がなかったので、放出した。

 次は、2002年4月の「インターネット・キーワード」。日本語とURLの対応を行うrealnames.comという会社のサービスが話題となり、数件申し込んだが、マイクロソフト社の不支持表明で、このすばらしいアイデアも消えてしまった。

 今回、「三度目の正直」となるのか、「二度あることは三度ある」となるのか、後者の可能性が高いが、取りあえず会社名だけだが、空いていたので登録した。辞書、電子書籍などは登録済み、インターネット、図書館、東京などは予約ドメインとなっている。