Orkut.comはブラジル人が乗っ取り

 SNSを知ったのは2004年2月、2人の友人からの招待メールであった。そのことはhttp://bizpal.jp/eijyo/20050103に書いた。当時は英語のサイトだったので、mixiの隆盛と共に、日本でのOrkutは下火になったが、半年ほど前、Orkutはブラジル人の出会系サイト化しているとの噂を知った。

 http://node.vis.ne.jp/index.php?itemid=32からhttp://en.wikipedia.org/wiki/Orkutを辿ったら、2005年7月現在ブラジル73%、米国6%、イラン5%、パキスタンが3%ということで、完全にブラジル人に乗っ取られてしまっている。

  

 例えば、往時の株式会社アスキーのコミュニティー「ASCII Corporation」に、写真の通りASCII絵文字のサイトと勘違いして書き込んだり、ほとんどのコミュニティーにポルトガル語の書込みがあり、日本人には、つまらないサイトになってしまった。

 mixi2ちゃんねるとの対比で、「SNSは相互の信頼があり暖かな空間」と表現されるが、それは同じ民族と言語だから、なのかもしれない。

 GoogleがこのOrkutをどのように再構築するのか、とても興味がある。インターネットは世界に繋がっており、国境、民族、言語を超越しているので、スマートな解決策で、億人単位のSNSを作り上げて欲しい。