ドコモは2.8、ウィルコムW-ZERO3は3.7

 携帯やPHSの画面が、徐々に大きくなっている。

 昨日、発表されたドコモ902シリーズのFOMA D902iは2.8インチ、240x400ドットでQVGAより80ドット伸びている。1セグ放送でテレビも見るなら、サイズも解像度も多いに越したことはない。

http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/902i/d902i/

  

 2.8は以前からあったが、本日、ウィルコムマイクロソフトWindows Mobile 5.0 OSを搭載し、ExcelやWord、PowerPoint、PDFも読めるPHSを発表した。画面は3.7インチ、VGA (640x480)となっている。シャープ製で、型番はW-ZERO3

http://www.sharp.co.jp/ws/

http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2005/10/20/index.html

http://www.wince.ne.jp/snap/ceSnapView.asp?PID=1703

 Windows CEPalmを使ったPDA携帯電話は欧米には、4、5年前からあったが、日本は頭が固いキャリアーの支配力が強いので、やっとの登場である。

 無線LANも付き、写真の通りキーボートも内蔵している。SMTP、POP、アウトルック連携、フルブラウザー搭載、カメラ付き・・・ということで、Windows CEパソコンにPHSが付加された製品である。

 http://bizpal.jp/eijyo/20050301にも書いたが、ウィルコムは、京セラ:稲盛さん、カーライル:ガースナーさんという、日米の巨人が、若い人たちに、自由に仕事をさせている会社のように見える。

  

 携帯電話としては、なるべく小さい方が良いし、キーも親指で押せる適度な大きさで良い。しかし、画面は大きい方が良い。限界は5インチ、SVGA(800x600)くらいだろうか。SVGAなら、文庫や新書の半分程度の文字は表示できる。

 しかし、画面が顔の油や化粧水でベトベトになるかな。やはり、http://bizpal.jp/eijyo/20050814に書いた、ケータイと電子ペーパーの組み合わせがベストかも。