WBSで東京国際ブックフェア

 今年の東京国際ブックフェア(http://web.reedexpo.co.jp/tibf/)には参加できなかった。新シグマブックの参考展示やT-Timeの隆盛など、この目で確かめたかったのだが、残念。ケータイのみならず、PSPiPodにも対応するボイジャーT-Time5.5【写真】には注目している。http://www.voyager.co.jp/T-Time/

 昨年は読書端末元年でSONYPanasonicの二大家電メーカーが激突したが、今年は、テキスト系のボイジャー社、イメージ系のイーブック イニシアティブ ジャパン社の躍進が目立つ。二社に共通するのは「経営者の強い意志」。

  

 自宅で、SONY PSXに録画している、先週の12チャンネル「ワールド・ビジネス・サテライト」(WBShttp://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/)を見ていたら、金曜日に7分間の特集が流れた。

 松下のシグマブック、外国製の自動ブックスキャナー(本を壊さず、1000頁/時間で自動めくりし、デジタル化)などが登場し、「2009年には400億円と現在の10倍の市場が出来、その7割がケータイ」とナレーションが入る。旧知の正木さんや金子さんが画面に登場し、金子さんの「(電子書籍の)先が見えない」、「(読書端末は)良いモノがまだ出来ていない」、「無条件に(明るい)未来があるわけではない」など、電子出版業界のオピニオン・リーダーらしい発言が続く。後半は幻冬舎の書店でLIVE8の白いバンドの販売や、企業とタイアップした書籍出版などの新規事業も紹介。

 しっかり、「金」のVIPパスも入手し、浅田次郎さんの基調講演も聴きたかったのだが。