ベリオ版トゥーランドット

 【1ヶ月前の6月10日の演奏会ですが、ブログの空きがあるここに書きます。】

 雨のなか、ミューザ川崎(http://www.kawasaki-sym-hall.jp/)まで、ユベール・スダーン指揮、東京交響楽団の「トゥーランドット」を聴きに行った。ザルツブルグ音楽祭で話題になった、イタリアの現代の作曲家ルチアーノ・ベリオによる、補筆版である。ストーリは以下に詳しい。

http://www.d1.dion.ne.jp/~t_imac/

 プッチーニは、第三幕「リューの死」で絶筆しており、弟子のアルファーノが補筆したものが長らく演奏されていたが、今回、ベリオ版が追加されたが、現代音楽的で、好きにはなれなかった。

  

 トゥーランドットは好きなオペラで、今回で5回目。3回目のドイツ、ウィスバーデンにあるヘッセン州立歌劇場で観たものが、一番気に入っている。

http://www.ks22.com/d/wiesbaden/wiesbaden.htm

  

 ホールは、ニューヨークのグッケンハイム美術館(http://www.guggenheim.org/new_york_index.shtml)と同じ螺旋型のつくりで、座席が奇妙に並んでいる【写真】。3階のR席で、風邪の悪寒で震えながら聴いた。