20年ぶりに聴きました

 昨日、セミナーが終わり、14階から13階のパーティー会場に移動するエレベータの中で、「20年ぶりに話しを聴きました」と言われてビックリ。新聞社の方なので「DTPかPostScriptですか?」と訊いたら、「いえ、C言語です。ソースを打ち込みました」と言われて二度ビックリ。一瞬だったのでそれ以上のお話ができなかったが、確かに20年前、C言語やBASIC言語のプログラムをCQ出版の「インタフェース」という雑誌に発表したり、セミナーで講演していた。

 CQ出版のサイト(http://www.cqpub.co.jp/)で、バックナンバーを検索したら、以下の3号に寄稿していた。

1983年10月号 CP/M→N88-BASICファイル・コンバータ 7頁

1984年 3月号 CP/M-86 vs MS-DOSシステム・コールとファイル管理の違い 10頁

1984年 8月号 フロッピィの互換性とCP/M-86←→MS-DOSファイル・コンバータ 11頁

  

 1983年10月のものはBASIC記述。当時、NEC PC-9801には、N88-DiskBASIC、CP/M-86、MS-DOSの3種類のOSが動いており、フロッピィ・ディスクの互換性がなく、皆さんが困っておられたので、コンバーターのソース・プログラムを公開した。東大の石田晴久先生から突然電話をいただき、ソースを打ち込むのは大変なので、プログラムを送って欲しいといわれ、8インチのフロッピィに入れて、郵送したことを覚えている。