胡窯の汁碗

 土日、法事で佐賀に帰省。レンタカーを借りていたので、今日は有田までドライブ。佐賀市内から大和インターまで15分、長崎自動車道から佐世保道に入り、自宅から50分ほどで有田に到着。九州の高速道路はとても空いていた。

 源右衛門窯(http://www.gen-emon.co.jp)、深川製磁のチャイナオンザパーク(http://www.fukagawa-seiji.co.jp/china/index2.html)を見た後、有田焼卸売団地「有田陶磁の里」(http://www.arita.gr.jp/)へ。

 ここには23軒の陶器店が集まっており、なかなか見ごたえがある。「卸売団地」の名の通り、3割くらい安くしてくれる。お店を競い、東京のデパート以上に高級感あふれる店や、ドンドン奥まで入るとドンドン安い茶碗が棚に山積みされている店、創作ラーメン丼の特集など、1日いても飽きないと感じた。しかし、19:30のANA便で帰京するので、1時間ほどの早足ショッピングとなった。

 今、使っている汁碗が汚れてきたので、買い換えようと思い、全店をザッと回ったが、見つけることができなかった。22:00過ぎに帰宅後、銘を見たら「胡窯」とある。Googleでも1件しか見つからない。しかも、胡窯という窯が有田に存在するという情報のみ。Yahoo!オークションで3件見つかったが、派手な湯飲みや深皿だった。

 胡窯は、もうないのだろうか? それとも汁碗そのものが作られていないのだろうか? これで帰省する楽しみが増えた。何時の日か、絶対、見つけるぞ!