シベリウス:アイノラ交響楽団

 昼から蒲田へ。大田区の立派なアプリコ・ホールで、アイノラ交響楽団の第2回定期演奏会である。http://ainola.s82.xrea.com/

 アイノラ交響楽団は、シベリウスを愛するアマチュア音楽家の団体で、シベリウスの全曲演奏を目標とし、昨年2月に第1回の演奏会が開催された。その時は、ちょうどオスモ・ヴァンスカの5番を聞いて気に入ていた時期だったので、アマチュアでも良いやと思って蒲田に出かけた。

 指揮は新田ユリさん。曲は、序曲ホ長調、劇音楽「クリスティアンII世」全曲版(バリトンソロ:大久保光哉さん)、ラストが交響曲第1番だったが、アンコールでバリトン・ソロ入りのカレリア組曲の「バラード」と定番のフィンランディア

 シベリウスの曲は、日本人の琴線に触れるメロディーが多く、熱狂的なファンも多いようだ。以下の日本シベリウス協会のサイトには、延々とシベリウス関連のコンサート情報が掲載されている。

http://www.sib-jp.org/event/frame.html

 

 http://bizpal.jp/eijyo/20050205の通り、東京にはプロのオーケストラが沢山あるが、アマチュアのオケも多い。作曲家別オーケストラとしては、ショスタコーヴィッチを演奏して13年目のダスビダーニア(http://www.dasubi.org/)が有名である。

  

 40年近く前、佐賀にもアマチュア・オーケストラが誕生した。実家のお隣の草場さんが設立に熱心だったので、お付き合いで聴きに行ったが、1曲目の「フィガロの結婚」序曲が、倍くらいのスローテンポで始まったと記憶している。