軽井沢大賀ホール

 夕方から軽井沢に行った。親戚がリゾートホテルを区分所有しており、おすそ分けで、時々、宿泊している。ちょっと寒いかなと思ったら、案の定、まだ雪が残り、出歩く気にはならない。

 隣にソニーの大賀さんが退職金16億円を寄付して建てた、定員820名の音楽ホールができた。

http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=256575&FORM=biztechnews

http://www.town.karuizawa.nagano.jp/toppage_o.asp

 残響を考慮して、平行面がない五角形の建物で、室内楽には最適の大きさなので、とても興味がある。4月30日チョン・ミョンフンの「英雄」で杮落としを行うが、この日以外は、立ち見だが席があるようだ。

 ホテルのロビーに置いてあった「軽井沢ニュース」3月5日号によると、5/1、2、4、6、7のチケットが買える。特に7日は大賀さんの指揮で、自ら会長と理事長を務める東京フィルハーモニーシュトラウスのワルツ集。好評で急遽、昼と夜の2公演となった。行きたいが、連休中はホテルが満員。

 夏に室内楽のフェスティバルでも開いてくれると良いのだが・・・

  

 クラシック音楽会の開催やホール運営は、とても難しい事業だと思う。御茶ノ水のカザルス・ホールも、萩元晴彦さんのテレビマン・ユニオンが運営していた時は安定していたが、日大が購入後、工事の関係もあり、あまり使われていない。区営の立派なホールが都内に林立しているが、我が文京シビックホールを含め、運営が順調とは言い難い。