プライベート・クラウドを作る、パブリック・クラウドを使う

 午後、秋葉原で「Oracle Database Summit 2009 ~クラウド時代の次世代IT基盤とは~」を少しだけ聴いた。神田青果市場の再開発が終わり、中央通り沿いの再開発が始まったようで、住友不動産の大きなビル内の「ベルサール秋葉原」(http://www.bellesalle.co.jp/bs_akihabara/ )に初めて入った。

 昨日書いたように、IT業界はクラウドの話題で持ち切り。オラクルはSalesforce、NetSuiteが採用しているので鼻息が荒い。「プライベート・クラウドを作る、パブリック・クラウドを使う」この2つが出来るのはオラクルだけ!と元気いっぱい。確かに、サーバ仮想化技術(1サーバに複数のDB)とデータベースのグリッド技術(複数のサーバで1DB)を組み合わせ、巨大なデータセンターの構築には自信を持っている。

 昨日書いたAzureは「パブリック・クラウドを作る、パブリック・クラウドを使う」ことができ、「あなたもSalesforceが作れます!」というサービスだが、プライベート・クラウドの解がない。11月のPDCクラウドOS「Azure」の販売が発表される可能性もあるが、日本の現状を考え「Azureコンソーシアム!」などと気張っている。