ドヴォルザークとボロディン

有楽町の東京国際フォーラムで「熱狂の日」がスタートした。初日は以下の3公演を聴いた。

132 15:00-15:45 Hall B5 528席

トリオ・ヴァンダラー

ドヴォルザークピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調 作品90 「ドゥムキー

マルティヌーピアノ三重奏曲 第2番 ニ長調 H.327

123 17:15-18:00 Hall B7 820席 

ルノー・カプソン(ヴァイオリン)

ゴーティエ・カプソン(チェロ)

フランク・ブラレイ(ピアノ)

ドヴォルザークピアノ三重奏曲第3番ヘ短調作品65

134 18:30ー19:15  Hall B5 528席

イヴァン・クランスキ(ピアノ)

プラジャーク弦楽四重奏団

ボロディン弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調

ボロディンピアノ五重奏曲 ハ短調

 B5、B7は展示会場としても使われているので、フラットな平土間に椅子を並べただけで、眺めが悪い。ピアノ三重奏が好きで、ショスタコの2番や大公など良く聴いているが、ドヴォルザークの3番は生で聴くのは初めて。マルティーヌやボロディンのピアノ五重奏はCDも見つからず、全くの初見。

 カプラン・トリオは若いし、ルックスも良いので、人気が出そう。プラジェークも良かった、ボロディンの2番は、とても有名な曲で、第3楽章のノクターン(夜想曲)は、誰でも聴いたことがある曲だが、しっかり、しかも繊細な演奏だった。

 収穫はピアノのイヴァン・クランスキさん。娘さんかお孫さんが楽譜をめくり、余裕の演奏だった。次の回にトリオで「ドゥムキー」を演奏するが、残念ながらチケットなし。

 屋外や地下の展示場でも無料コンサートが行われていた。写真はロマの楽団「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス

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