でじたる書房 盗用問題

 朝日の夕刊に、「電子書籍 盗難騒ぎ」と大きな見出しが躍り、4段を使って詳細に経緯を紹介していた。全文がインターネット版にも掲載されている。

http://www.asahi.com/national/update/0416/TKY200704160194.html

http://www.digbook.jp/

 現在、掲載タイトル8415冊、登録ライター3010人、

 投稿サイトでお金が稼げる仕組みなので、このような盗用問題が発生するのは当然。このサイトの「本を出版したい方」を見ても、特に出版契約のようなものは必要なく、「あなたも作家になれる」、「商業出版の可能性も」など誘い文句が目立つ。盗用や誹謗中傷、公序良俗など一般的な注意事項も記載されていない。各ページのフッターにある「プライバシー、著作権について」も一般的な条項のみ。とても敷居が低いので、タイトル数も伸びるのだと思う。

 以下の安達瑶さんのサイトに経緯が載っている。

 http://homepage2.nifty.com/adachiyo/keii.html

 スクープし、4段で報じた朝日の記者の視点に拍手。