Wikipediaは情報の赤十字

 午前中、小雨の中、赤坂プリンスホテルへ。経済産業省ドリームゲート「大挑戦者祭2007」(http://www.dreamgate.gr.jp/summit/)に参加。Wikipedia創始者ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)さんが来日とのことで、見に行ったのだが、ターミネータのテーマと共に、賑々しく登場したにも関わらず、15分ほどのインタビューであっけなく終了。しかし、以下の通り、興味深い話を聴くことができた。

・125ヶ国語、全体で500万項目、寄稿者2000~3000人

・信頼性では弱いが、即時性、包括性に富んでいる。

・「情報の赤十字」的に、将来に渡って非営利で運営する。

・単純に「人を助けたい」という思いやりの気持ちで作った。

営利団体http://www.wikia.com/では、検索エンジンアルゴリズムを公開し、透明で公共性の高いサービスを提供する。

 最近の彼の記事も拾い読み。

http://jp.ibtimes.com/article/technology/070308/5002.html

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/09/news033.html

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/01/18/605

 午後からの中国の検索最大手、「百度」(http://www.baidu.com/)李 彦宏さんの話も聞きたかったが、別件があり、30分ほどで会場を出た。隣接の展示会場のマイクロソフト・ブースにSさんが居たので、いくつかの案件について立ち話。Windows Vistaロゴ付きの、さくまのドロップをいただいた。