em・one 3.7から4.1へ

 巨大な市場を3社が独占していたケータイ電話/データ通信に、イーアクセス系のイーモバイル社が斬新なデバイスで参入した。

http://emobile.jp/

 W-Zero3に続く、シャープの最新ハードウェアで、以下の動画サイトで判り易く解説している。

http://www.sharp.co.jp/em/special/s01sh/

 画面サイズはW-Zero3の3.7インチから4.1インチに広がり、解像度も640x480から800x480とWebが見やすくなった。ノートPCの標準画面サイズがXGA(1024x768)なので、少し狭い横800ドットでホームページを作るのが一般的。縦は悪しきスクロールを行うので480でも良いが、横800は必須である。

 「ケータイの新ケータイ」(携帯の新形態)というキャッチコピーを使っているが、電話機能の説明がない。電話として使いたければSkypeを勝手に入れてくれ!ということなのだろうか?

 「超小型ネットPC」または「ネットに繋がるシステム手帳」的な製品である。

 マイクロソフト Windows Mobileは、ケータイ王国 日本での快進撃が続きそうなので、この分野のソフト「Air Dictionary」(http://est.jp/04/)の強化やパートナー企業と組んだ新製品の投入など考えている。

http://www.microsoft.com/japan/windowsmobile/

PS ネーミングがよろしくない。「en one」、「en-one」とすべきで、「・」は全角だし「・」はほとんど使わない半角カタカナなので、検索でも混乱する。以前「富士ソフトABC」の社長さんに、漢字とカナと英数字か混在する社名は珍しい!と話したことがあるが、社名、商品名は半角アルファベットまたは全角の漢字で統一すべき。

 (富士ソフトさんはその後、ABCが消えた http://www.fsi.co.jp/)