クリスマスに桐朋学園の第九

 夕方、汐留の客先から都営大江戸線を延々と乗って、中野坂上丸ノ内線に乗り換えて荻窪へ。7分ほど歩いて新装の杉並公会堂へ。

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 1,190名が入るシューボックス型のホールで、桐朋学園の第九を聴いた。1500円とチケットも安いので、ほぼ満員。のだめ効果(http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/)か若い人が多い。

 桐朋の学生オケを聴くのは2回目だが、今回は2階席にすわったので、鳥瞰してみると女性奏者が目立つ。男性は1割程度。ホルンは6人が全員女性。

 弦は定評があるが、ちょっと荒っぽい音だった。金管が弱く、合唱も小さなホールでは怒涛の歌声に聞こえて、ちょっと強すぎ。

 フジテレビの音楽学園ドラマ「のだめカンタービレ」がヒットしたが、若い人の興味をクラシック音楽に向けさせている。神聖なベートーヴェン交響曲 第7番をあんな風に演奏されるのは抵抗があるが