Intel(インテル) Mac大作戦

 ApplePowerPCからIntelへの方向転換で、アプリケーションの乗せ換え大作戦を展開している。

 「ユニバーサルバイナリ」と名づけ、以下のようなツールを提供している。以下説明文から引用。

http://developer.apple.com/jp/transition/

Xcode 2.2: コンパイラデバッグ機能、ビルドシステム、CodeWarriorプロジェクトのインポート機能などが強化された最新リリース。インテル製CPU搭載のMacに対応したコード生成がさらに簡単になります。

Xcode 2.2 User Guide: Xcode 2.2に合わせて改版されたユーザーズ・ガイド。Xcodeによる移行作業を容易にすることを目的とした、“Building Universal Binaries”という章が追加されています。

Universal Binary Programming Guidelines, Second Edition: 移行プロジェクトを成功させた多くのデベロッパの体験に基づく、貴重なヒントや情報、ガイダンスも収録されています。

GCC Porting Guide: gcc 4.0.1に合わせて大幅に更新されています。CodeWarriorから移行しようとしているデベロッパ向けに、重要かつハイレベルなガイダンスと、gccのエラーやメッセージへの対処方法を網羅しています。

  

 PowerPCが圧倒的な数の生産が可能なゲーム陣営に走ったので、仕方なくMacIntelを採用するわけだが、数年前までJobsのスピーチでは、IntelPowerPCの性能比較が、目立っていた。2.5倍遅いとか、あの消費電力は!とか、Intelをこき下ろしていたが、それが手のひらを返している。それをMacユーザ、Macディベロッパーは暖かく受け入れており、最近のJobsは、iPodの成功と共に、神がかりになってきた。