宮崎勇さん、今年も中国へ

 新聞の小さなコラムに、宮崎勇さんと中国の関わりが紹介されていた。朱鎔基元首相との交友や、今の中国の経済成長への助言である。

 日本の高度経済成長を経済企画庁で企画・立案し、1967年から3年間、経済白書を執筆された方で、村山内閣では、民間から経済企画庁長官も勤められた。

http://homepage3.nifty.com/manita/nihonkeizaisaisei-2.htm

 高校の大先輩で、同窓会で講演をお聞きしたことがある。自宅も近いのか、以前、東大農学部前のバス停でご夫婦をお見かけした。

  

 この夏も北京に行かれたとのこと。確かに、今の中国の経済成長は、「もはや戦後ではない」といわれた1956年(昭和30年)から、池田内閣、東京オリンピック、新幹線、高速道路と1970年代まで続く「高度経済成長」と同じ状況にあり、その証人である宮崎さんの知識と知恵は、中国で大きく活かせると思う。

 81歳、新聞には写真も載っていたが、かくしゃくとされている。