北京のまとめ

 8/31in、9/4outで北京に行った。毎日晴天。日中は夏の強い陽射しだが、朝夕は涼しくなる。その報告はこのブログに書いたが、そのまとめ。

  

・40年前と今が同居

 バスは1元、地下鉄は3元、帰国前の小山さんとの昼食はビール込みで合計10元(135円)だった。庶民生活なら、北京市内でも一月1万円くらいで暮らせそうである。

 片やスターバックスの珈琲は一杯20元以上だし、iPodや9/3オープンしたばかりのUNIQLOはシャツが168元と日本と同じ。外資系企業の中国人幹部は2000万円近い年収とのことだし、日本と同じ物価水準での生活や、もっと上流階級も存在するようだ。

 銀座と新宿を合わせたような王府井も一歩路地に入ると、練炭を配達する自転車【写真】が行き交う生活があり、1元のバスには、Haier社製の液晶テレビが2台もついている。

  

・政府と民間の区別が難しい

 公共放送CCTVに企業コマーシャルが流れたり、清華大学が立派なオフィスビルを建てたり、公共図書館がデジタルライブラリーを有料でネット配信したりと、中央や地方の政府や公共団体が、様々なビジネスを行っている。

 有料デジタルライブラリーなど受益者負担の考えだと思うが、日本のように出版社が独自に古典や名作をデジタル化して販売しようとしても、そのマーケットは図書館が独占している。

  

・古いガイドブックは役に立たない

 中国は三度目の正直で、行けたわけだが、2003年のガイドブックは肝心な部分で役に立たなかった。空港からのシャトルバスは大幅に増便されているし、地下鉄も13号線が動き出した。1号、2号から飛んでいるので、残り、10本の路線を作るのであろうか。

  

PS. 北京ブログの会で知り合った、明明さんのブログ。北京での生活が活き活きと描かれており、お勧めします。

http://blogs.yahoo.co.jp/akikoshino2001