13日の新聞に「ヤフーが文学賞を創設」ということで、以下の記事が載っていた。
http://www.asahi.com/culture/update/0713/016.html
サイトはこちら。http://bungakushou.yahoo.co.jp/
受賞作は小学館の文芸誌「きらら」(http://quilala.jp/)に掲載とのことだが、これのYahoo! Japanのプレスリリース文を見たら、もう一人、役者がいることが判明した。ヤフー、小学館の間に株式会社パブリッシングリンクという、一般には知られていない会社が挟まれている。
http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2005/0714.html
パブリッシングリンク(http://www.publishinglink.jp/)は、電子出版コンテンツの企画・制作・編成・配信を行う会社で、タイムブックタウン(http://www.timebooktown.jp)という、会員向け電子書籍配信サービスを提供している。LIBRIeやVAIO用のオンライン書店なので、松下電器のシブマブック用オンライン書店http://www.sigmabook.jpと同じ位置づけである。
株主はソニー、講談社、新潮社、大日本印刷、凸版印刷など。最近、役員が交代し、出版社色が強くなった。
ヤフー文学賞は、http://bizpal.jp/eijyo/20050214の幻冬舎+ライブドア・ブログや、http://bizpal.jp/eijyo/20050621のブログ出版とは異なり、メディアとしてのヤフーが創設した賞となっている。