Nikon D70s

 夕方、池袋のビッグ・カメラ館でポンちゃんと待ち合わせ。http://bizpal.jp/eijyo/20041030の通り10月にNikon F6を購入したが、「生姜と葱の本」が8刷18,500部も売れ、印税が入ってきたので、今度はデジカメをプレゼントした。

 交換レンズの関係で、Canon EOS Kissではなく、Nikon D70sとなったが、この2社が1眼レフ・デジタルカメラの世界では、デッドヒートを続けている。

 デジタルカメラのシェアは、キヤノン18.5%、ソニー 15.9、カシオ12.0、ニコン10.5、松下8.3という順番で、企業体力のある家電や事務機メーカが強い。この市場から撤退する会社も出てくる中、Nikonはカメラ専業メーカなので、ついつい判官贔屓したくなる。

 D70を改良しD70sを出したかと思ったら、6月には下位機種のD50を発売する。

http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/0420_d50_02.htm

 D70sのボディーは98,600円-10%ポイント還元だったが、D50ボディーが実売価格7万円台、レンズ付きで10万円を切れば、コンパクト・デジカメに飽きたユーザの支持を得られると思う。

  

 カメラ業界はコニカ (小西六)とミノルタが合併したり、富士フィルムの売上が2兆5000億円近辺でこの3年間伸び悩むなど、デジタル化の波に飲み込まれている。

 1933年創業、売上高3兆4,679億円、純利益3,436億円、従業員108,257人のキヤノンに、1917年創業、売上高6,384億円、従業員16,758人のニコン(日本光学)が挑み、続々と新製品を投入している企業の「若さ」に好感を持った。