タイガー&ドラゴン

 先週の金曜日、はじめて「タイガー&ドラゴン」を見た。これだけ「厩火事」を連呼され、新宿末広亭や浅草演芸場が登場すれば、見た人は落語に行きたくなるだろうと思った。1月9日が「三枚起請」。4月からの連続ドラマ化で「芝浜」、「饅頭怖い」、「茶の湯」、「権助提灯」と続き、今日は「明烏」。飲み会が2つ流れたので、見ることができた。

 西田敏行も熱演しているが、落語家が演じたら、落語の深い表現力に魅力を感じる人が増えたと思う。現在の落語家で林屋亭どん兵衛を演じられる人は、いないので仕方がない。

  

 ほとんどの根多は、Googleで検索するとストーリーが出てくるが、簡単に粗筋が読める、落語検索エンジン「ご隠居」をお勧めする。

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 学生時代、劇団「魔呵魔呵」や「ブリキの自発団」の妖艶なカリスマ女優として、至近距離で見ていた銀粉蝶が、素顔で出ているのには驚いた。

  

【2005.05.27追記】

 今日は「猫の皿」、高麗茶碗をビンテージのGパンに置き換え、落ちも鋭かった。