msnとWebDicionary

 昨日のビジネスショウのセミナー資料、結局、本日午前中は来客や社内打ち合わせで時間が取れず、午後3時ごろに完成。その中で、Webサービスの例としてmsnを紹介した。msnの「大辞林」辞書検索は、http://bizpal.jp/eijyo/20050310http://bizpal.jp/eijyo/20050323でご紹介したが、このサービスのお手伝いをしているので、ちょっとご紹介する。

 msnで入力されたキーワードは、三省堂WebDicionaryサーバにSOAPインタフェースのXMLデータとして検索要求が出る。これを受け取ったWebDicionaryサーバは、検索を行い結果をXMLでmsnサーバに戻す。このXMLをmsnサーバが解釈し、綺麗にレイアウトして表示されるのが右上の画面である。

 つまり、本来の三省堂WebDictionary(http://www.sanseido.net)の辞書データは一元管理されており、このユニークな辞書サーバから、msnを含め多くのポータルサイトSOAPやhttpでデータが配信されている。

 いくつかのWebサイトで見かける「現代用語の基礎知識」も同じ仕組みとなっており、こちらは「月刊現代用語」として月次更新されている。1ヶ所の辞書データを更新すれば、すべての契約サイトに最新情報が配信される。

  

 18日のセミナー、最後の大場さんの「スタートレックユビキタス・コンピューティングの未来」って何だろう。