Webサービスを信じますか?

 昨日、成毛さんに「17、8年前、Windowsを信じたのと同じように、今、Webサービスを信じている」と話した。夜の早水さん、東さんとの会食でも、ネットワークに詳しいお二人と「インターネットは確かに完璧ではないが、それでもWebサービスは普及する」などと言った。

 古瀬さんの以下の岩波新書に「インターネットは数%の不確かさがあるが、だからこそ爆発的に普及した」とある。100%を求めたら、莫大な投資により、誰もが低価格で簡単に使えるネットワークにはならなかったであろう。1996年の本だが、当時のマイクロソフトではネイサン・ミルボルド(Nathan Myhrvold)が、インターネット打倒を目的としてThe Microsoft Network(msn)というネットワークを立ち上げていた。

インターネットが変える世界 (岩波新書)

インターネットが変える世界 (岩波新書)

 Webサービスは、簡単に言うと、インターネットに繋がったサーバがメソッド(関数というかサブルーチンというか機能というか・・・)を持ち、それを他のサーバや端末が呼び出して使用する仕組みである。なので、インターネットが24時間、365日、100%正しく動いていなければならない。この仕組みのマイクロソフト社での呼称が「.NET(ドットネット)」である。  

 上の岩波新書は、はてなの「はまぞう」という機能を使っている。これは、AmazonWebサービスをフルに使っており、映画や音楽や商品の写真や情報がダイアリーに貼り付けられるので、多くのユーザが活用している。これをクリックすると最終的にAmazonの商品ページが表示され、すぐに購入できる。その仕様は以下に載っている。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/subst/associates/join/webservices.html

 Amazon同様、技術的に先頭を走っているGoogleWebサービスのインタフェースを無料開放している。

http://www.google.com/apis/