茶番

 黒門亭の昼席、トリは金八と窓輝の茶番「山崎街道」だった。茶番は、金八さんの説明によれば、漫才の原形で、歌舞伎のパロディーとのこと。

 三省堂大辞林」では、以下のように解説されている。

(1)茶の接待をする人。

(2)〔江戸時代、芝居の楽屋で茶番の下回りなどが始めたからという〕手近な物などを用いて行う滑稽な寸劇や話芸。

(3)底の割れたばかばかしい行為や物事。茶番劇。「とんだ―だ」

 (2)を見たわけだが、内容は(3)だった。もう少し真面目に芸の道に取り組んで欲しい。

 しかし、今日は柳家さん光の「穴ぐら」といなせ家半七の「猫の茶碗」が収穫。半七さん、普段は温泉めぐりをやっており1000湯以上巡ったとのこと。妙に間(ま)の良い芸人だった。

http://www2.ttcn.ne.jp/~inahan7/main.htm

 いよいよ来週は林家正蔵襲名直前のこぶ平黒門亭に登場。