ThinkPadが故障

 10年以上前からノートパソコンで仕事をしている。

http://www.est.co.jp/ks/billg/12_BOOKC.htm

 DELL Latitudeのトラックボールが気に入っていたが、この5、6年はIBM ThinkPadを使っている。600E、T21そして昨年購入したT40が現在の愛機である。T40はノートパソコンのベンツと呼ばれる、当時最強のマシンで、80GBのディスクとSXGA+(1400x1024)の液晶を使っている。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0324/hotrev205.htm

 妻とはいつも離れ離れだが、ThinkPadは1年365日、24時間、私から10メートル以上離れることはない。会社でも自宅でも無線LANでネットにつながり、毎日16時間以上使っている。スケジュールも大切なドキュメントも多くのデジカメ写真もヤフオクのログも好きな音楽も、すべてがここに入っており、80GBはほぼ満杯となっている。

 そのThinkPadが昨晩、画面の上1/4を残して、見えなくなってしまった。画面が不気味に青白く光り、表示も読めず操作不能である。いろいろやってみたが、あきらめて床に就き、今朝、立ち上げてみたら、最初は青白かった画面が、Windowsの登場と共に正常に戻った。IBMに電話したところ、「LCDケーブルの障害と思われるが、再現しなければ、修理できない」とのこと。昨年の10月14日の購入なので、保障期間が過ぎていると思ったら、「12月まで有効で、今、電話をもらったので、この障害については、保障期間後も無償」との暖かい言葉をいただいた。ユーザ思いの優しい対応でありがたかった。

 しかし、持病を持ち、いつ倒れて救急車で運ばれるか、ヒヤヒヤしながらThinkPad使うことになってしまった。修理は10日程度とのことだが、10日どころか2時間でもThinkPadなしでは暮らせない。明日の予定も判らなくなってしまう。

 先日、出版社を辞め、携帯ベンチャーを立ち上げた、友人の竹田さんが、「ノートパソコンは何が良い?」と訊くので、間髪入れずに「ThinkPad T42!」と答えたが、サイトを見たら、27万円前後と、ずいぶん安くなっている。一台予備に買っておきたい気分である。仕事で使っていても「パーソナル・コンピューター」は自前で買う主義なので、急な27万円の出費はちょっとつらい。2年周期で買い換えているので、あと一年、何とかT40に頑張ってもらいたいのだが・・・