実家の納戸

 22日から実家(佐賀)に帰省した。飛行機を禁止されているので、新幹線に5時間乗って博多に行き、そこから1時間でニューオータニ佐賀の近くの西堀端の自宅に到着。

 納戸を整理していたら、赤松小学校時代のテスト結果や絵がたくさん出てきた。夏の友、冬の友という宿題もあった。学年ごとに5cmくらいの厚さがあり、すべてのテストと絵が入っていた。数に限りがある「80点以上」をクリアー・ホルダーに入れ、残りを処分したが、探していた「給食の献立表」は見つからなかった。小学校、中学校時代の給食の献立表を、なぜかとても懐かしく感じており、友人をあたってでも探し出したいと思っている。

 テスト書類の奥に、立派な皮の鞄が二つあり、中を調べたら、祖父の炭鉱時代の書類がたくさん出てきた。戦後、祖父は九州で複数の炭鉱を経営しており、約束手形や炭鉱の図面、官僚や大臣の名刺もあった。

 45年前に亡くなったが、その時、預金が900万円あったと母が呟いた。家族は会社には一切関係していなかったので、会計士や会社の関係者が適当に処分し、すぐに口座はカラになったとのこと。