SONY Reader V1 完売

 午後から下町、新富町の日本印刷会館へ。この会館、以前「XML開発者の日」で行ったことがある。 http://bizpal.jp/eijyo/00585

 印刷会館で電子ペーパーの学会というのも江戸っ子の粋を感じる。

 SONY Readerのお話を伺ったあと私がお話をして、最後が懇親会。名刺を10数枚頂いたが、半分が「工学博士」だった。

 SONY Readerはアメリカで善戦している。1号機は「10万台!」で製造を終了し、2号機はデザインを一新し、女性にも好評とのこと。米国の出版社が積極的で、新刊本の同時デジタル出版が多く電子書籍の売上げも好調とのこと。

 ハードカバーの大きな本の1/3の大きさで何十刷もの本が入るので、バカンスに持参する人が多く、提携しているBorders(http://www.bordersstores.com/ )など、なるべく店頭に実物を置いて展示販売しているとのこと。説明が必要な商品なので、以下のような紹介サイトもある。日本ならジャパネットたかた(http://www.japanet.co.jp/ )さんあたりに説明してもらいたい商品である。

http://www.learningcenter.sony.us/assets/itpd/reader/

 LIBRIeからキー入力や辞書機能を省き、PDFビュアーを加えた。電子書籍もPDFかと思ったらBBeBのまま、なのでLIBLIe同様文字の拡大、縮小が可能で、これも好評。

 http://bizpal.jp/eijyo/00632 の通り、ハワード・ストリンガー社長がとても積極的で、メディア系の出身なので、出版社への人脈も広く助かっているとのこと。

 2号機は、iPhone同様艶消しの金属で重厚感があり、カバーも洗練されている。

http://bizpal.jp/eijyo/01304 写真はiLiadとの2ショット。