アイピーモバイルとイー・モバイル

 ドコモ、au(KDDI)、ボーダフォン(ソフトバンク)、ウィルコムの4社で8兆円の市場を握っている超寡占の携帯通信業界に、アイピーモバイルイー・モバイル(イー・アクセス)、ソフトバンクの3社が認可されたのは2005年の11月。

 イー・モバイルhttp://bizpal.jp/eijyo/00974の通り、エクイティ(資本金=返済義務がない資金)1,432億円、銀行借入2,200億円の合計3,632億円の資金を投入。基地局を張り巡らせたて、無事、事業をスタートさせた。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13476.html

 アイピーモバイル(http://www.ipmobile.jp/)は数100億円規模の資金調達ができず、マルチメディア総合研究所(http://www.mric.jp/)の全保有株式を、森トラスト(http://www.mori-trust.co.jp/)に売却し、事業を継続するとのこと。

 昨年7月には、53億円に増資し、企業再生請負業のリバンプ(http://www.revamp.co.jp/)と業務提携したが、残念ながら「認可の転売」となった。