三鷹の武蔵野市民文化会館小ホールで、ケルトのカトリオーナ&クリスとデンマークのハウゴー&ホイロップを聴いた。
ハープとフィドル、ヴァイオリンとギターのデュオ2組である。
http://www.plankton.co.jp/catriona_chris/
http://www.plankton.co.jp/h_h/
40年以上前のフェアポート・コンベンションの来日以来、英国のトラッドは好きだが、スコットランドの北方、シェットランド諸島の音楽で、深いフィドルの音がした。デンマークも似た音がする。
アンコールで2組が一緒に演奏し、2台のヴァイオリンが重なり、更に奥が深い音になった。「庭の千草」ではないが、耳に優しいメロディーが多い。
ケルトとデンマークの合体を、ハウゴーが「エクスペリエンス」と叫んでいたが、Windows XPのeXPerience同様、新鮮な体験という言葉の意味を理解。
アンコールの最後、クリスが「スコットランドの音楽です」といってフィドルを弾き始めたのは「蛍の光」。昨晩、遠縁だがとても親しくしていた方が亡くなったので、身に染みてしまい、帰りの電車の中で、何度もメロディーを繰り返した。