佐賀へのUIJターン

 早朝の便で佐賀に帰った。SKIPというチケットレスを使ってみたが、手荷物検査と搭乗口の2回、Edy機能付きのANAカードをかざすだけ。物がないので、ちょっと不安になる。通常より南の飛行ルートのようで、阿蘇山の大パノラマとまさに火が出ている火口、そして八代、水俣、島原などを眺めながら有明海を北上し、10時前に過ぎに佐賀空港に到着。

 午後から県庁を訪問。巨大なロビーに初めて入ったが、酒井田柿右衛門(http://www.umakato.jp/waza/artist/artist28.html、写真)と今泉今右衛門(http://www.imaemon.co.jp/)の大きな陶板がすばらしい。

 新産業課という企業誘致の部署と打ち合わせを行ったが、UJIターン希望者向けに「さがしごとネット」(https://www.saga-shigoto.jp/)を立ち上げ、仕事を希望する個人と企業のマッチングサービスを行っている。またJavaやWebアプリ開発の講習会(半年間)を開催するなど、IT技術者の育成にも力を入れている。

 産業支援センター(http://www.infosaga.or.jp/)という、県内企業育成サイトもある。

 田舎暮らしを希望する人のために、「ネクストステージを佐賀で」というキーワードで、http://nextstage-saga.net/ が立ち上がっており、専任のアドバイザーが対応してくれる。また、面接のための交通費、宿泊費の半分を助成したり、住宅や田舎物件の斡旋や仲介、創業資金の半額(上限300万円)を補助、ネットワークインフラへの補助など、金銭面での支援も多い。

 優秀な人材が確保できるのであれば、東京一極集中でソフト開発を行う必要はないので、検討したい。