チュニジアから始まった、アラブの民主化への動きは、大国エジプトの軍事政権を倒してしまったが、報道ではFaceBookを使って民衆が連絡を取り合い、デモを実現させたとのこと。
FaceBookは「ソーシャルネットワーク」という映画とともに、ここでも脚光を浴びているが、FaceBookというSNSサービスのベースにはインタネットとケータイに普及があり、特に今回は、Unicodeという基礎技術が活用された。
Unicodeは「世界の文字のミニマムセット」で日本語、中国語、ハングルにタイ語、アラビア語も入っている。10年以上前から米国のIT企業は、Unicodeをベースに技術開発を行っているので、左から右に流れるアラビア語も、フォントや表示エンジンが様々なデバイスに搭載されている。そのUnicode基盤があったかろこそ、FaceBookをアラブの人々が活用することができた。
先日、「出版物のUnicode化推進セミナー」を行った。