花かぐら弁当

 昼食は、神楽坂の「花かぐら」で弁当。母のいとこの平野さんとその小学校からの友人の秋山さん。お二人とももうすぐ80歳。青山の青南小学校は、当時(戦時中)6年間組替えがなかったとのことで、とても仲がいい。しかし、同窓会の常連は現在10人ほど。

 古い青山の話をたくさん伺った。東京大空襲で、青山通りも表参道も火が走り、同級生で青山墓地に逃げたものは助かり、表参道の大きな銀行に逃げた者は、亡くなったとのこと。戦前の話だが、秋山さんの祖父は軍人で、家に馬屋があり、東京府?が自宅の馬屋を禁止したので、表参道の向かい側(東京府ではない)に引っ越したとか。

 当時の青南小学校は進学校で、小学校に定期券で通って来る生徒も多く、その連中は一高、東大に進み、富士通の元社長も同級生。

 花かぐらは個室なので、ゆっくり話ができた。