カウチポテトPC Couch potato PC

 iPadって何だろう?と考えている。

 電子出版の仲間は、Kindleに次ぐAppleの戦略読者端末!と息巻いている。確かにいTiunes Music Store、AppStoreに次ぐ3番目のiBookstoreも同時発表され、iBooksというビュアーもUS版には入っている。なぜ、日本語版に入っていないんだ!、縦書き、ルビくらいやってくれ!、ePubだけでPDFは?、せめて提供時期だけでも教えて!などアップルさんへの意見がMLやTwitterを飛び交っている。

 確かに3.5インチから9.7インチへと画面が大きくなったので、本や新聞も読めるし、日本のコミックなら見開き2画面が入りそう。しかしそれはiPadの用途のほんの一部。読書、映画、ゲーム、・・・と用途は広がるが、最大の目的はWebブラウズだと思う。雑誌や書籍の何倍ものHTMLがWebには溢れており、それをカウチ(長椅子)に寝そべり、ポテトをつまみながら、テレビをみるが如くWebを見るデバイスだと思う。

 私はテレビを見ながら、Webを見ることが多い。 http://bizpal.jp/eijyo/01414

 椅子を後ろに倒し、足を机に上げ、脚の上にThinkPadを置き、歌手の名前、経済用語、ITの最新用語など、番組内で気になった事を調べている。そんな用途にiPadはピッタリ。

 ポテトを食べながらだと、キーボードがベタベタに汚れるが、iPadのような板型PCなら画面をサッと一拭き。