AppleのタブレットPC

 Engadgetに「アップル製タブレットは9月発表、699ドル?」と値段まで「報道」された。Engadgetが報道機関なのか?という疑問はあるが。699ドルとは強気。

http://japanese.engadget.com/2009/08/03/apple-tablet/

 別ルートで、年末発売との噂も入っている。 Tech CrunchのCrunchPadも11月とか。

http://japanese.engadget.com/tag/crunchpad

 板型PCは、GOのPenPoint以来、20年近く追いかけており、Appleには期待しているが、Apple TVとの連携などと書かれると???と疑問符が付く。「読書端末」であればiLiad、KindleSONY Readerと下地ができているので、Appleが登場には良いタイミングだと思う。しかし、eInkではなく液晶なので「キーボードなしネットブック」で「音楽、書籍、雑誌、新聞、映像などのトータル・メディアプレイヤー」となると、そんなデバイスは何処にも存在しないので、リスクが高い。

 iPodの成功はiTunes StoreとTunesもさることながら、音楽再生に特化したことも大きな勝因。SONYのプレステとHDレコーダーとDVDプレイヤーを兼ねた「PSX」が低価格にもかかわらず失敗したのと同様、商品コンセプトが総花的になるとダメ。どんなコンセプトで登場するのか、それともCrunchPad風のデバイスを韓国や台湾のベンダーが出し始めるまで、もう一年様子を見るのか、Appleの動きに注目している。

【09/08/06追記】こちらには写真も

http://wiredvision.jp/news/200907/2009072821.html