日食グラス

 小雨まじりの曇り空なのでダメかなと思っていたが、会社の外に出たら、通行人や同じビルの人たちが空を見上げている。指差す方向に、雲の隙間から三日月型の太陽を発見。曇っているので肉眼でも見え、雲の厚さに応じて、輝度が変化し見ていて楽しい。一瞬、強く光ったので、いささか眼に三日月が焼きついてしまった。

 管理職が二人、日食ツアーに出ていて今週不在。私も、今週に入ってから、日食グラスを探したが、どこも売り切れ。Vixenの日食グラスは本の付録やメガネ屋さんの景品などで配られたようだが、ハンズ価格は500円とのこと。それが数日前にヤフオクで5000円になっていた。

 昨日、ヤフオクで「日食グラスの作り方マニュアル」500円というのを発見。『現在、大型書店、家電量販店、カメラ屋、そして通販でまでも売り切れ続出中の日食グラス。これからメガネは手に入らなかったけど、どうしても日食を観察したい!と、いう人の為に手作り日食グラスの作り方を伝授します。』とある。

 これ、どのくらい売れたのだろう? Wordファイルの説明文だけなので、1000点で50万円の利益。しかも数日の商売で。

 夜、帰宅する電車では、近くだけで3人が夕刊を読んでいた。普段は夕刊を買って読む人はほとんど見かけないが、皆さんトップ記事の皆既日食の大きな写真を眺めていた。