GoogleとSONYで「古典を発掘」

 SONY Readerで、Googleがデジタル化した著作権切れの古典、約50万タイトルの無料配信サービスが発表され、開始された。データ形式ePub。 http://bizpal.jp/eijyo/01360

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/19/news082.html

 The eBook Store from Sony のトップページには「Unearth a Classic(古典を発掘)」のキャッチコピー。

http://ebookstore.sony.com/google-ebooks/

 中に入ってみたが、写真の通り、いつもの「宝島」や「不思議な国のアリス」、「グリム童話」、「ジャングルブック」などが並んでいる。50万点は膨大だが、これでAmazonの新刊書籍9.99ドル戦略以上の魅力が持てるとは思えない。この提携の本質は、先日Googleが出版社などの権利団体と和解した「絶版本」700万点のデジタル化と有料配信なのだが、これがスタートし、どのような成果が出るのか興味深い。

 Googleが読書端末メーカーと様々な話をしているとの噂は、1年以上前からあったが、彼らはSONY 1社のみと組む気はないので、iPhoneAndroidWindows 7などで様々なプラットフォーム版のビュアーが登場すると思われる。